怪獣の部屋

3.ウルトラセブン編

チブル星人

キングジョー

ワイアール星人

ヴィラ星人

 当時は当然僕もウルトラ怪獣に熱中した訳だが、今こうして並べてみてもやっぱりその造形はすごい。もう芸術の域に達していると思う。とくにウルトラセブンの怪獣(宇宙人のほうが多いか?)は、生理的になんかちょっといやーな感じのするのが多いのが、これまたいい。その暗めな世界観とマッチして僕らを熱狂させた。

 セブンのいいところはあと2つ。1つめはカプセル怪獣の存在。だいたいウルトラマンのときは、怪獣は1話につき一匹というのが決まりだった。ところがセブンになると1話に宇宙人と怪獣という組み合わせが多くとられるようになり、おまけにカプセル怪獣まで出てきて、とても贅沢な気分になったものだ。

ミクラス

アギラ

ウインダム

ガッツ星人

カナン星人

 2つめはアンヌ隊員。僕らはみんなあの制服姿にまいっていた。絶対口には出さなかったけどね。

クール星人

イカルス星人

ボーグ星人

 菱見百合子さんは最近ちょっと本の出しすぎって気もする。けど、やっぱりみんなそうだったんじゃねーかってちょっと安心した。

 やっぱりあのはちきれそうな胸でしょう。あれで目覚めて制服に狂った奴がけっこういるとみた。

メトロン星人

「行かないでダン!」

 感動の最終回、ダンは引き止めるアンヌを振り切ってセブンに変身してしまう。このときばかりは、誰もがセブンの姿を見たくなかった。僕たち怪獣少年は、初めて恋のせつなさと別れのつらさを知って、ちょっぴり大人になったのでした。

ゴドラ星人

ピット星人

(1999/12)